近年の宅建士試験はこうだ!
1、問題数50問4択だが、問題文章量が多い
2、例年通り、ひっかけ問題が出る
3、毎年、合格点数が変動する
4、出題者は法曹、省庁関係者等のスペシャリストが作成している
1、問題数50問4択だが、問題文章量が多い
まず、過去問題をご覧になってみてください。
問題文章が長い上、4択の1肢1肢の文章が長いのです。
試験時間が、120分2時間ですから、1問に2分20秒程度の時間しかかけられません。全問解答し、見直しに8分間の時間計算でいくと、かなりのスピードが要求されます。しかも、休憩なしのノンストップで2時間ですから、脳がかなり疲労します。
私インダスの場合、初受験の時は全然時間が足りず、箸にも棒にも掛からない状態でした。「なんだ!この文章量の多さと難しさは!」と率直に思いました。試験後、脳疲労で身体が痺れる感覚がしばらく残る感じです。「難しい。これは相当な鍛錬が必要なんだな」と。
読み込みスピードと、理解スピードを同時に、しかも2時間ぶっ続けで、問題をチェックしながら、マークミスにも気をつけてと、大忙しの試験になります。
「宅建のどこが簡単なんだ!?」と叫びたくなります。
問題を繰り返し読む事自体、リスクになり2回は読めても3回目読み始めると時間がなくなってしまい、まず全問解けません。そして精神的な「焦り」につながるのです。
「焦る」と解いていくリズムが悪くなってしまい「ひっかけ問題にやられてしまう」という事が往々にしてあるんです!!!
ここは、合格への肝の部分です!
解きのリズムを意識し、意識し過ぎても良くないことになります。
だから、知識の入出力の訓練や鍛錬といった事が必要になってくるのです。
2、例年ひっかけ問題が出る
これは定番中の定番です。
「及び」が「又は」になっていたり、その逆もありますし、
「過半数」のところが「1/2」になっていたり、
「超」のところが「以下」に
「防火」のところが「準防火」等と、いやらしく1文字違いで意味が変わる所を突いてきます(笑)
もう!本当に、いやらしい、いやらしい(笑)
実際に私インダスは3回目の試験でひっかけ問題に引っかかってしまい、僅か1点差で不合格になっている苦渋を味わっていますので、本当のところは笑えませんでしたが。
宅建試験は毎年20万人もの受験者がいて、そのうち17%しか合格できない現実。
結構、厳しいですよね。
今回のまとめ
1回の問題読みで、理解し、反射的に解を出せるようになるまで鍛錬しましょう
次回は
それでも独学にしますか?
です。お楽しみに!
今日も皆さまに良き日でありますように。インダスより